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財政
普通・連結会計財務書類(地方公会計)
地方公会計改革の目的・意義
地方公会計に基づく、現金主義・単式会計による財務会計処理を継続しながら、経費支出、建設投資と資産増減を明確に関連付けして、発生主義に基づく様式による会計処理を取り入れることによって、以下の項目の実現を目指します。
- 財務関係の情報をわかりやすい内容で公開し、説明責任を果たすことによって、行財政の信頼を向上させる。
- 財政状況の悪化や改善などを早期に把握し、健全化を促進する。
- 資産・債務改革を促進する。
財務諸表4表とは
財務諸表は、賃借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書の4つの表により構成されます。
【賃借対照表(BS)】
住民サービスを提供するために保有している財産(資産)と、その財産をどのような財源(負債・純資産)で賄ってきたかを総括的に対照表示した財務諸表です。表内の試算合計額(表左側)と負債・純資産合計額(表右側)が一致し、左右の均衡がとれていることからバランスシートとも呼ばれています。
【行政コスト計算書(PL)(民間の損益計算書に相当)】
1年間(4月1日から翌年3月31日まで)の行政活動のうち、福祉給付やごみの収集といった資産形成に結びつかない行政サービスに係る経費と、その行政サービスの対価として得られた収入金等の財源を対比させた財務諸表です。
【純資産変動計算書(NW)】
賃借対照表内の「純資産の部」に計上されている各数値が1年間でどのように変動したかを表している財務諸表です。
【資金収支計算書(CF)】
歳計現金(資金)の出入り情報を性質の異なる3つの区分(「経常的収支の部」、「公共資産整備収支の部」、「投資・財務的収支の部」)に分けて表示した財務諸表です。